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エナメル質形成不全( •᷄⌓•᷅ )੨੨

歯科医院でお子さんの変色した歯を診て「この歯はエナメル質形成不全ですね…」と言われた事はありますか?

 

聞きなれない病名ということもあり不安になりますよね…
実は永久歯では10%程度、乳歯ではそれ以下に見られる先天性異常のことなのです汗

 

正しいケアが出来ていれば問題ない病気です。では、それは何か、どうすれば良いのか?

 

ちゃんとした知識がないとすぐに虫歯になってしまうこともあるので、大切な歯を守っていくために参考にしてみてくださいねheart3

 

1.エナメル質形成不全は歯の表面の病気です!

 

歯の表面はエナメル質という、人の体の中で1番硬いもので覆われています。
そのエナメル質が何らかの原因で、先天的に影響を受けて、上手く作られなかった歯のことを…エナメル質形成不全と言います。
他の歯と比べて歯の質が弱かったり、柔らかかったりするので、虫歯になりやすく、進行も早いです。

 

2.自分の歯・お子さんの歯を見てチェックしてみよう!

 

□濃い白色をしている

□黄色っぽい色をしている

□茶色っぽい色をしている

ここまでに1つでも当てはまれば、軽度のエナメル質形成不全の可能性があります。

 

□でこぼこしている

□穴があいているみたい

□欠けている

 

ここまでに1つでも当てはまれば、重度のエナメル質形成不全の可能性があります。

3.原因は2つ

 

①歯が作られる過程で!

歯は骨の中で作られてから生えてきます。
そこでエナメル質が作られ、発育していく時に、何らかの全身的障害で歯の成長が一時的に阻害されることによって起こります。
歯は赤ちゃんがお腹の中にいる時から作られるので、母体の状態が原因になることも…。
また、妊娠中や子供自身の薬の服用等もあげられます。
遺伝によって発生することもあります。

 

②生後乳歯の外傷・虫歯が原因に!

乳歯の時に虫歯がひどかったり、ぶつけたなどの外傷を受けたりした場合は、これから生え変わってくる永久歯に影響が出ることがあります。

 

4.治療方法

①歯科医院で定期的にフッ素塗布
エナメル質がないことは虫歯菌が出す酸に弱い表面になっています。
高濃度のフッ素を活用することで、歯の質を強化し、溶けにくい強い歯を作っておく事が必要です。

 

②補強や修復
必要に応じて柔らかくなった所、でこぼこになっている所、欠けた所にはコーティング剤やプラスチックで補強・修復をしましょう。
見た目や色が気になる方は、歯を削って、表面や全体をセラミックで覆うことも出来ます。

 

③ドッグベストセメント予防処置
銀イオンや銅イオン・ミネラル成分が含まれたドッグベストを塗る事で、柔らかくなって細菌に侵された部分を無菌化し歯質の再石灰化を即します。(※詳しくは前回の投稿をご参考に)

 

④仕上げ磨きをしょう!
健康な歯に比べて、虫歯になるリスクが高いので、歯磨きを丁寧にしましょう。

 

 

座間市ひばりが丘で虫歯や歯周病の治療ならしんどう歯科クリニックまでご相談下さい。

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℡  046-258-3718

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