虫歯菌と認知症のとの関係∑(º ロ º๑)
「認知症」というとアルツハイマー型が一般的に知られていますが、その他にも脳血管性認知症がアルツハイマー型に次いで二番目に多いとされています。
これは、脳梗塞、脳出血やくも膜下出血等の脳の病気によって引き起こされる認知症です。
実は虫歯の原因となるミュータンス菌を、お口の中の中に持っている人は、持っていない人よりも脳血管性認知症になるリスクがかなり高いという事が解ってきました。
✩虫歯菌が脳出血を引き起こす?!
お口の中のミュータンス菌が、歯茎の毛細血管を通って全身に回っていきます。
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一部が脳血管に入り込んで脳血管の内皮膜を溶かし始めます。
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さらに、ミュータンス菌は脳の血管の壁にくっついて炎症を起こします。
しかも、血小板の止血作用を低下させる作用もあるとの事。
歯を溶かすだけでなく、脳にまで侵入し私たちの体を蝕むとは…
脳血管性認知症だけでなく、色々な全身疾患に関与していると言われるお口の中の菌
元気に長生き出来るように、日頃からお口の中の手入れが大切ですよ!