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重度の歯周病の人は高血圧である割合が2倍(◞‸◟ㆀ)

[高血圧の基準]

 

最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。

 

重度の歯周病の人はそうでない人と比較して、高血圧である割合が2倍も高いそうです。

 

高血圧と歯周病の関係についてはさまざまな要因がありますが

 

①歯周病菌が動脈硬化を誘導する物質を出す

②降圧剤の一部の薬の副作用として歯肉の腫れる

 

と言った理由があげられます。

 

血圧が高いと血管に強い圧がかかり血管を傷める原因となります。

高血圧はサイレントキラーと呼ばれ自覚症状のないことが特徴です。

知らず知らずのうちに体全体が高血圧の影響を受け、脳卒中や心臓病など、生命に関わる病気を引き起こしてしまいます。

 

一方、歯周病は歯の周りの歯肉が細菌に感染することによって炎症を起こし、赤くなったり腫れたりする病気です。

進行すると歯を支える骨が溶けて歯がグラグラして抜けてしまいます。

歯周病もまた、自覚症状が出にくい病気です。

 

歯周病を予防するには、歯みがきなどによって歯垢をしっかり取り除き、細菌の繁殖を抑えることが一番大切です。

 

喫煙や不規則な食習慣、ストレスなどもリスクファクターといわれ歯周病も生活習慣病と言えます。

 

高血圧や歯周病は、生活習慣を見直すことで、ある程度コントロールできると考えられています。

 

当院での歯磨き指導やクリーニングが皆様の健康の一助になれば幸いです。

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